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3日の日曜日、千夜さんのところのゲーム会に参加してきました。
自作のテストプレイや他の人のテストプレイをいくつか。
自作(猫カフェをモチーフにしたカードゲーム)は2度目の作りなおしだったけど、どうもイマイチしっくりこなくて、お蔵入りの可能性が濃厚。
他に作りたいものもあるので、暫くは放置して熟成するのを待つとしましょう。
そのほかにやったボードゲームたちはこちら。
●開拓年の一年
カードゲームなんだけど、ゲームボードが付いていてちょっと豪華です。
基本的にカードを獲得して、そのカードで資源を得るか、それとも資源を消費してそのカードを自分の場に出すかを選ぶ。最終的には場に出したカードの合計点数(+α)で勝利を競う。
3ターンごとに区切られていて、そこでゲームに変化を付けている点がいいですね。
拡大再生産系で、カードを場に出していくことで次のカードを出しやすくなる点も自分的には好みです。
同人ゲームとのことでしたが、なかなか完成度が高いと思います。
こういうゲームを、自分でも作りたいと思うんですけどね。なかなか……。
●ポーション エクスプロージョン
ネットで話題になっていて、プレイしたかった!
自分で購入しなくても、誰かが持ってきてくれてプレイできるのがゲーム会の良いところ。
というわけで、さっそく遊ばせてもらいました。
や、これ、評判になるだけあるわ!
ビー玉、超楽しい。
爆発連鎖、クセになる!
基本的には自分の薬を調合することを優先するプレイになると思うけど、ビー玉(ビー玉言うな)の取り方でわざと人の邪魔することが出来たり、完成した薬を飲む(使う)ことで人の邪魔が出来たりもする。
そういう意味では、適度にプレイヤー間の干渉があってソロプレイになることもなく、楽しめます。
やっぱり、こういうギミックがあるゲームはいいなあ。
いつかはこういうゲームを自分でも作りたい(しつこい)。
●イムホテップ
こちらも超話題作。
プレイ報告を見ない日がないというくらい話題作(大袈裟)。
石を切りだして船で運んでいる感が半端ない。
船のどこに石を置くか、いつ出港させるかでモヤモヤさせられる。
このゲームも、よく考えてデザインされてますねえ。
今回はボードをすべてBAパターンでプレイしたのですが、機会があればBのほうも遊んでみたいです。
一般的には重ゲーに分類されると思うのですが、普段ウォーゲームばかりやってる自分からすればこれくらいは全然問題ないです。
そして今回のハイライトはオベリスクを7個積んだことです(15点ゲットだぜ!)。
日本語版が出るという話を聞きましたが、購入するかどうか迷いますね。
もはやわが家には箱ものゲームを置くスペース的なものが……。
でも、じつは『アメリゴ』も密かに狙ってたりして。
てなわけで、色々遊んで楽しかったです。
今日はYSGAの定例会でした。
夕方まで遊んでへろへろです。
体力落ちたな。
というわけで、本日プレイしたゲームたちはこちらです。
●TANKS
かつてエポック社から出版されていた入門ゲームで、国際通信社による再販版です。
が、すでに売り切れていて市場在庫もない、と思います。
ゲームは非常にシンプルで、戦術級にありがちな面倒なルールはほとんどありません。
戦車をがーっと動かして、ドーンと撃って、どかーんと爆発する、そんなイメージ。
今日はお試しプレイ的にまずシナリオ1をやりました。
ドイツ軍がIV号H型2輌+III号J型2輌に対して、ソ連軍はT-34/76が5輌、SU-76が3輌、KV-1が2輌という構成。
圧倒的ではないか、ソ連軍は!
というわけでもなく、遠距離砲戦ではドイツ軍に分があるので、ソ連軍の接近までにどれだけ撃破できるかが鍵、という感じです。
ええ、まあ、ドイツ軍を担当して負けたわけですが。
負けたけど、面白いゲームは良いゲームです。
その後、いろいろと見慣れないコマが登場して、見覚えのないシナリオが……。
●Twelve Heroes
昼食を挟んで、続いてプレイしたのがゲームマーケット2016春の新作のこれ。
『バトルライン』のような感じで、真ん中に置かれた領地を取り合うカードゲーム。領地にはVPがあって、7点先取したプレイヤーの勝ち。
今回は二人とも初プレイだったので、最初はどうすればいいのか考えながらやっていたけど、コツがわかってきたら俄然面白くなってきた!
カード(ユニット)の出し方とか、どうやって詰めていくかがパズルっぽいところもあり、うんうん唸りながらプレイしてました。
それからターン・シークエンスがよく考えられていて、支配を得るために敢えてユニットを使い捨てにする必要があったり、相手と互角の戦力を入れて支配を阻んだりと、次の次まで考えて行動しなければならず、頭から湯気が噴き出す面白さ。
あと、とりあえず戦争にはご飯が必要ということで。
このゲームについてはあちこちでプレイ・レポートが上がっているようなので、詳しくはそれらをご覧ください。
ルールも公開されています。
前回書いた『きの×たけ』が面白いと思う人なら間違いなく楽しめると思います。
今回はお薦めの初期手札でしかプレイしていないので、もう少しやり込みたいところ。
私は誰の挑戦でも受ける!
●江戸幕府の黄昏
本日最後のゲームは、『大東亜戦争』でゲームジャーナル優秀賞を受賞した近藤大先生の本作。
このゲームは先ごろ日本語版も発売されて即完売したGMTの『トワイライト・ストラグル』の幕末バージョンになります。
個人的には米ソ冷戦よりこちらのほうが3.5倍くらい思い入れがある。
今回でもう何回目のプレイか忘れましたが、面白い。
何回やっても飽きない。これは本家もそうかもしれません。
『トワイライト~』が好きで、幕末にも興味がある人なら、買って損することはありません。悪いこと言わないので、在庫があるうちに買っておいたほうがいいです。
多分これ、絶版になったら一気にプレミアが付く気がします。
それくらい、ゲームは面白い。
勝ったから言うわけじゃないけど。
ウォーゲーマーじゃなくても楽しめる間口の広さも美点ですね。
私の周りでは討幕陣営のほうが勝率が高いようなので、場合によってはゲーム開始時に担当陣営を競りにしてもいいかもしれません(佐幕をプレイする場合のVPをビッドする)。
そんなこんなで、たっぷり遊んだ1日でした。
植民地戦争+αの千夜さんが主宰されているゲーム会に参加させていただき、多くのゲームを堪能してきました。
今回はゲームマーケットの新作プレイが多目でしたが、それでも自分が持って行ったものも含め、消化しきれない新作ゲームが多数……。
というわけで、自分が遊んだゲームについての雑感など。
◆『トーテムのこころ』/ジャンクション
手札3枚から1枚を出してトーテムポールを積みあげていくゲーム。カードの上下には3つの色が付いていて、上に付けるカードは下のカードの色と位置を合せなければいけません。
これのおかげで、どんどん歪なトーテムポールがにょきにょきしていきます。
で、4つ以上重ね、かつ一番下と一番上の位置が合っている状態でサンダーバードを乗せられれば勝ち。
いやあ、プレイ時間は短いですが、なかなか白熱します。
自分のポールを立てることだけに夢中になっていると、思わぬところで邪魔されてやり直しになったり。
でも、上手いこといくとストレートでこんなに奇麗なトーテムポールが立ったり!
これ、私が作りました。えっへん!
◆『くるりん動物園』/PURPURIN
いわゆる神経衰弱なんですが、表と裏の両方に絵柄があります(写真は撮り忘れました。すみません!)。
ひっくり返したカードはそのままにしておくというルールのため、めくったカードの絵柄を覚えておかなくてはいけないんですが、これがむずい!
神経衰弱は比較的得意なんですが、これはむずい!
でも、嫌いじゃないです。
これも1ゲームが短いので、時間調整などにも良いアイテムです。
◆『∞怪談(むげんかいだん)』/おいしいたにし
今回は時間があまり無かったので、取り敢えずのお試しプレイ。
大喜利系のゲームで、自分に配られた手札で怪談を作りあげます。
とりあえず、手札全部使ってお話作ってみた!
けっこう、いい感じにまとまったと思うのですが……。
◆『バハムートゲート』/かぼへる
これは凄く気になっていた作品。
めっちゃ面白い。
プレイヤーみんなが協力して強力なモンスターを倒すゲームです(洒落じゃないですよ)。
バランスが絶妙で、なんとかモンスターを倒せても、プレイヤーもダウン寸前てな感じで、なかなかにスリリングです。
これもお試しで、最初のバハムートと、それとは違うもう1匹の合計2匹と戦いました(一応、名前は伏せておきます)。
どちらも倒したけど、2匹めはドワーフによる崇高な自爆攻撃で見事仕留めました(ドワーフも死んだけど、制限回数内だったのでOK)。
このゲーム、よく出来てます。
話題になるだけのことはあるなあと思いました。
◆『きの×たけ』/A.I.Lab遊
『バトルライン』に近いシステムで、複数プレイヤーによる陣地争奪戦。
キノコ陣営とタケノコ陣営に分かれるのですが、途中で陣営を変えることも可能。
そして、陣地を取った陣営に属していた場合は、その陣営の人数に応じて勝利点がもらえます。当然、人数が少なければ勝利点は多くなります。このへんの感触は『フェレータ』にちょっと似ているかな。
キモは、どのタイミングで陣営を変えるか、でしょうか。
陣営を変える場合は事実上1回休みになるので、ある程度先を見越して実行しなければなりませんが、次の自分の手番が回ってきた時には状況が変わっていることもあり得ます。
また、どちらの陣営のカードも出せるので、相手陣営の邪魔をすることも重要です(多分、ルール間違ってないと思います)。
1プレイ10~15分程度で、なかなか熱い戦いになって私は気に入りました。
見ための可愛さとは裏腹に、かなり戦略センスが問われる良ゲームです。
◆『エイジオブタタール』/サザンクロスゲームズ
私的には本日の目玉ゲーム。自分が持ち込んだ新作ゲームです。
終了まであまり時間のない中で始めたので最後までは出来ませんでしたが、期待通り面白いゲームでした。
ルールも公開されているので興味のある方はそちらを見ていただくとして、ゲームのキモである「侵略」を実施するためには物資を溜めなくてはならず、しかも一度「侵略」すると手持ちの物資を全部捨ててまた一から溜めなおすというあたりが、いかにも遊牧民族っぽくて私は好きです。
また、その「侵略」もいったん始めると力尽きる(物資カードが尽きる)まで出来るというのもそれっぽいですね。
あまり馴染みのないシステムなので初見は練習と割り切って1回やってみて、それから本番としたほうがいいかもしれません。
また、領地が増えていくと加速度的に侵略しやすくなっていく、すなわちゲームの終わりに向かってインフレを起していく感じも今風の作りでいいですね。
時間に余裕のある時に、じっくり遊びたいゲームです。
ただ一つだけ難点を挙げると、物資カードの表と裏がパッと見でわかりづらかったです。
物資カードはわりと頻繁にシャッフルするのですが、捨て札と山札を近い所に置いていて、一瞬戸惑ってしまいました。
好みの問題かもしれませんが、いっそのこと裏面はイラストなしで文字だけでも良かったんじゃないかと思います。
あともう一個、建築士と設計士でペアになり、カードに出されたお題をブロックで作りあげるゲームをやったのですがタイトルを失念しました。
かなりムズイけど、とても面白いゲームでした。
ただ、私は人に建築指示を出せる自信がまったくありません……。
というわけで、今日は朝から夕方まで、たっぷりゲームを楽しみました。
いやあ、お腹いっぱいです!
ゲームマーケットが終ってまだ1ヵ月も経っていないわけですが、早くも『筋肉猫』の予約特典をご用意しました。ただし(仮)です。
というより、そもそも次回のゲームマーケットに出展できるかどうかもわかっていないわけですが(会場が広くなるようなので、大丈夫だとは思いますけど……)。
で、その予約特典ですが、現状では↓の「プレイ・シート」を考えています。
まるでどこかのスポーツジムの宣伝のようなお腹のこの猫を、見事ムキムキな猫にコミットできるのか、という感じです。
一応、このプレイ・シート専用の特別ルールもありまして、こういう体形なもので「プロテイン」カードは使用できません。
その代わり、自分に使用したトレーニングカードは捨て札せずに手札に戻すことができます。
ただし、ルールに関しては今後、変更するかもしれません。
それから、製品版ではプレイ・シートを三つ折りにして箱に入れる予定ですが、この予約特典のプレイ・シートについては折らずにお渡ししようかと考えています。
でも、現時点ではあくまで(仮)なので、諸々変更になるかもしれません。
大事なことなので2度言いました。
あ、あと、製品版ではカードやプレイ・シートはカラーにする予定です。
帰ってすぐに寝こけてしまいました。堀場工房です。
皆さま、昨日のゲームマーケットはお疲れさまでした。
そして当ブースにお立ち寄りいただいた方、またお買い上げいただいた方、試遊していただいた方、本当にありがとうございました。
おかげさまで持ち込んだ『筋肉猫 試作版』は完売致しました……。
というより、開始早々に売り切れてしまい、申し訳ありませんでしたーっ!
数を読み違えた私の責任です。
せっかくお越しいただいたのに、買い逃した方には重ね重ねお詫びいたします。
ただ、秋には製品版が出ますので、もしよろしければそちらをご検討いただければと思います。
なお製品版に向けて、画像データなどは随時公開していく予定です。
また、お買い上げいただいた方、試遊していただいた方で、ご意見や質問などありましたら当ブログへのコメントやメールでご連絡いただけると幸いです。
それにしても……。
今回のゲームマーケットもかなりの人ごみでした。
それに加えて、会場が広くなり、ブースも増えて、もはやなにがなんだかわからない状態。
来場者数はまたもや更新でしょうか。
そして今回こそは財布の紐を締めていこうと思ったものの、気がつけば部屋には戦利品の山が……。
おかしい、こんなはずじゃなかったのに。
だが、後悔はしていない。
というわけで、終末週末に遊べるといいなあ。