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先日お伝えした「日露 春のバン祭り」ですが、プレゼントの入手方法について改めてまとめます。
また、先日告知できなかった合い言葉についても発表致します。
まず、プレゼントはこちら!
『ビッグサイズ・ノモンハン』については、先行してルールも公開致します。
このプレゼントを貰うには、台紙にシールを貼って 当工房の春の新作『日露戦役』と、ボンサイ・ゲームズさんの『日露大戦』を2つともご購入いただくことが条件となります。
5月5日、6日に開催されるゲームマーケット当日に両ゲームをご購入いただける方は問題ないのですが、すでにゲームマーケット大阪や通販で『日露大戦』を入手されている方は注意が必要です。
また、堀場工房は5日の土曜日しか出展しません。
したがって、「春のバン祭り」も5日のみの開催となりますのでご注意ください。
それでは、祭りへの具体的な参加方法をこれから書きます。
① ゲームマーケットの会場で両方とも購入される方
まずは「A30 アナログゲームショップ」さんで『日露大戦』をご購入ください。
その後、「H32 堀場工房」で『日露戦役』をお求めください。
その時、先にご購入いただいた『日露大戦』をちらっと見せていただければ、その場でプレゼントをお渡し致します。
② すでに『日露大戦』をお持ちの方
A 現物またはその一部(カードなど)を持ってこられる方は、①と同じです。
B 持ってくるのが面倒だ、という方は、先に「A30 アナログゲームショップ」さんで引換券をもらってください。その際、合い言葉が求められますので「カード番号16の日本軍のイベント名」をお答えください。
その後、『日露戦役」をご購入の際に引換券と交換でプレゼントをお渡し致します。
ややこしくなって申し訳ありませんが、このような引き換え方法でお願い致します。
なお、プレゼントは先着100名様となっております。
「日露 春のバン祭り」にぜひご参加ください!
今週末にはいよいよゲームマーケット大阪が開催されますが、一つ大切なお知らせがあります。
残念ながら堀場工房としては参加できないのですが、ゲームマーケット大阪に出展されるボンサイ・ゲームズさんと合同企画を実施することになりました!
堀場工房の春の新作の一つは『日露戦役』という日露戦争を題材とした作品なのですが、ボンサイ・ゲームズさんでも『日露大戦』というゲームが頒布されます(通販はこちら)。
そこで「春のバン祭り」と銘打って、『日露戦役』と『日露大戦』の両方をご購入戴いた方にプレゼントをしようという企画です。
そのプレゼントの1つがこちら『ビッグサイズ・ノモンハン』!
そしてさらにもう1つ、日露戦争にちなんで『ビッグサイズ・奉天会戦』もプレゼントしちゃいます!
ちなみに『ビッグサイズ・ノモンハン』には打ち抜きカウンターも付属します。
どうでしょう?
欲しくなりましたか?
なりましたよね?
というわけで、プレゼントを「ゲッツ!」する方法です。
まず、祭りの参加条件は簡単。
先述したように『日露戦役』と『日露大戦』を2つとも買って戴くことです。
そしてプレゼントの交換は、5月に開催されるゲームマーケット春の堀場工房のブースで行います。
ここで気をつけて戴きたいのは、堀場工房は5日の土曜日のみの出展という点です。
したがって、プレゼントの交換も5日のみとなりますのでご注意ください。
さらに、プレゼントは数に限りがあります。
そこで先着100名様とさせて戴きます。
それからもう一つ重要なことがあります。
こちらの引換券はゲームマーケット大阪およびゲームマーケット春で『日露大戦』をご購入戴いた方に配布致します。
また、通販で『日露大戦』をご購入された方は、お手数ですがゲームマーケット春に「a-game」さんのブースで合い言葉を言っていただければ、その場で引換券をお渡し致します。
なお、合い言葉については後日改めて発表します。
そして引換券を無事に入手しましたら、堀場工房のブースで『日露戦役』をご購入時に渡してください。
その場で上記のプレゼントが「ゲッツ!」できるという仕組みです。
まとめると、
通販/ゲームマーケット大阪/ゲームマーケット春のいずれかで『日露大戦』を購入
↓
引換券をもらう → 『日露戦役』を購入 → 引換券と交換でプレゼントをもらう
という流れです。
春のバン祭り、ふるってご参加ください!
今更ながら、あけましておめでとうございます。
本年も堀場工房をどうぞよろしくお願いします。
とりあえず、春のゲームマーケットでは新作を4点出すのが目標です。
その前に、そもそも当選しないと話にならないのですが……。
それはさておき、先日7日、久しぶりに「向ケ丘遊園 ボードゲーム会」に参加しました。
去年はあまり参加できなかったのですが、今年はガンガン行きたい所存。
それでいくつか遊んだゲームのうち、2点ほど感想を書きたいと思います。
自分の所のテストプレイも含め、ほとんど写真を撮るのを忘れていたのは内緒です。
まず1つめはTBDの『MINI PARK』という台湾製のゲーム。
なんとなく、『カルカソンヌ』みたいな感じで、自分の手番が来たら裏返されたタイル1枚をめくって配置していくゲーム。
ボーナス点が入るタイルがあり、これをゲーム中の任意の時点で自分の手番を1回使って獲得します。いつこれを取るか、というのがF1レースのピットインみたいで若干心理戦の雰囲気もあります。
基本はタイルを配置して、配置した時に置いたタイル接していた辺の数がそのまま得点となります。タイルは6角形なので最大6点ですが、通常は2~3点といったところ。
また、配置する際にはすでにある地形タイルと繋がるように置かなければならないという縛りがあります。
そんなこんなで全てのタイルを置ききったらゲーム終了。得点のもっとも高いプレイヤーが勝利です。
ルールはシンプルですが、考えどころもあり、また他のプレイヤーのボーナスを邪魔しつつ自分のボーナスは伸ばしていかなければならないなど、結構悩みます。
なかなか面白いゲームでした。
もう1つはA.I.Lab.遊さんの『航海の時代 the DICE』。
私もゲームマーケット当日に購入しましたが、これは良い!
前作同様、大航海時代をモチーフとしたゲームですが、今作は交易路をサークル状ではなく並べて配置して、出目に応じて選択できるようになっています。
前作のように船を動かして交易している雰囲気はなくなりましたが、こちらのほうがプレイ感は軽く、これはこれで面白いです。
拠点や交易路カードはランダムに選ばれるため、飽きが来ない設計も前作を踏襲しています。
このゲーム、何が凄いって、結構ピーキーな交易路カードとかもあり、それがランダムに選択されるのにゲームとしてはまったく破綻しないところです。
また、「さあ、これからガンガン行くぜ!」と思った時にはすでにゲームは終盤で、むぐぐ……となるのが良い意味でのストレスになっています。
だから、例え負けても「もう1回プレイしたい!」に繋がります。
ランダム性も相まって、明確な攻略方法がないのも良いところですね。
いやあ、これはホント、購入しておいて良かった!!
あ、ちなみに今回は時間短縮のため、全員が同時にダイスを振るヴァリアント・ルールで遊びました。各自のダイスが用意できるなら、こちらのほうがお薦めです。
書いていたら、また遊びたくなってきた。
とりあえず、今度のゲーム会には自分で持っていくことにしよう!
まずは、言葉の定義から。
といっても、「●●とはこうあるべき」とか「●●はこうである」と上から言うつもりはありません。また、ここでこれから語ることが一般的な認識かどうかさえ怪しいところです。
ただ、先に「私はこう思っている」と示しておかないと、話がわかりづらくなると思いますので、「ここではそうなんだ」くらいのつもりで読み進めていただければ幸いです。
さて、「ウォーゲーム」ですが、私の考えるところのそれは「戦争を題材として、それを戦った者の心理的葛藤を追体験でき、その追体験を通して意思決定をするゲーム」です。
要するに、プレイヤーはなんらかの指揮官となり、決断を下すゲームということです。
これに対して「ヒストリカルゲーム」とは「なんらかの形で歴史(事象)を取り入れたゲーム」だと考えています。
したがってすべてのウォーゲームがヒストリカルゲームに属するとまでは言えないまでも、両者の親和性が高いということは出来ると思います。
そしてここからが本題です。
一般にボードゲームと呼ばれる遊戯物の中には、ここでいう「ヒストリカルゲーム」は少なくないと思います。
ところが「ウォーゲーム」というジャンル、あるいはその愛好者は、ボードゲームの中でも極端に少数であると感じます。
理由はさまざまでしょうが、「戦争」という行為そのものに対する嫌悪、ルール量が多く且つ複雑難解、プレイ時間が信じられないくらい長いなどなどなど……。
プレイ時間だけを見ても、ウォーゲームを除くボードゲームでは、プレイに1時間もかかるゲームは重量級として遊ぶ人もぐっと減ってしまいます。
ところが、「1時間で終わるウォーゲーム」は、滅多にないくらいの「軽ゲー」だったりします(最近はこの傾向もだいぶ変わってきたと思いますが)。
つまり、こういったギャップがそのままウォーゲーマーとボードゲーマーの隔たりを表しているのではないかと愚考します。
もちろん、それぞれの領域を守って棲み分けていればいいという考えもあるでしょう。
そういう考え方は尊重しますし、そう考える方々はそのままで良いと思います。
ただ、私はもったいないと思うのです。
ウォーゲーマーが気づかなかった沃野がボードゲームという世界には広がっているし、反対にボードゲーマーが味わったことのなかった美味がウォーゲームの世界にはゴロゴロしているかもしれないのです。
個人的には、ウォーゲームの可能性はすでに終わった……とはまったく思っていません。むしろ、これから先も、新たなエンジンやシステム、遊び方、気がつかなかったコンポーネントとその活用方法など、新たな可能性は発見され続けていくと考えています。
そしてその一翼に、ボードゲームという世界もあると思っています。
私自身、ここ数年でボードゲームに触発されて、ウォーゲームのデザインに取り入れたものもあります。
正直なところ、10年くらい前までの私はウォーゲームを遊ぶのに忙しくて、ウォーゲーム以外のゲームを遊ぶことは決して多いとは言えませんでした。
当然、ウォーゲームサークル以外のボードゲームサークルに顔を出すことも希でした。
しかし、ゲームマーケットに出展するようになり、ウォーゲーマー以外のボードゲーマーの知り合いも増え、今まで知らなかったボードゲームのタイトルをいくつも遊ぶようになって、自分の知識の畑が拡大された実感があります。
さてそこで、話が元に戻るわけですが、私自身は「ヒストリカルゲーム」が両者を繋ぐキーアイテムになるのではないか、と常々考えています。
一般的なボードゲーマーの中には、歴史フレーバーの効いたゲームでもそれほど抵抗は感じない人は少なからずいるでしょう。
そのようなボードゲーマーに、ウォーゲームの入り口となるようなゲームを紹介できないか、そして興味を持ってもらえないか、と思うのです。
私には「ウォーゲーム界の新規参入者を増やそう!」とか「このままではウォーゲームが消えてなくなってしまう。なんとかしなければ!」というような、崇高な目的や思想はありません。
ただ、自分が面白いと思って遊んでいるものを、同じように感じて一緒に遊んでくれる人が少しでも多いと嬉しいな、という気持ちだけです。
さて、ここから先は少々手前味噌な話になります。
今年、堀場工房では『PACIFIC GO』というゲームの頒布を開始しました。
このゲームは太平洋戦争をベースとしつつ、一般的なウォーゲームに対する認識から脱却できないかと試みたゲームです。
そのため、ウォーゲームではほとんど必須と言ってもいい「ユニットに記載された数値」をなくし、コマの種類も2種類に限定しました。
そして、そのコマをボードゲームの世界では一般的に用いられる木製のコマとしました。
これだけでボードゲーマーが振り向いてくれるほど甘くはないと思いますが、それでも、こういうアプローチを続けていくことに意味はあると私は考えています。
幸い『PACIFIC GO』は当初の想定以上の早さでかなりの数を頒布することが出来ました。
とはいえ、ボードゲーマーの人口を考えれば微々たるものです。
ただ、私自身の試みはまだ始まったばかりなので、今後、このようなゲームを継続して発表することがなにより重要だろうと考えています。
また、ここでは話を広げすぎないようにあえてウォーゲームとヒストリカルゲームという形に絞って話を進めてきましたが、同様なアプローチはなにも歴史物に限ったものでもないと思います。
拙作『ぱんつぁー・ふぉー!のように、アニメ作品をベースとしたウォーゲームも、ゲームそのものの間口を広げる効果があると思っています。
なんだかとりとめのない話になってしまいましたが、ともあれ、私自身が創作活動に携われる時間も残り少なくなってきたと実感しています。
その限られた時間の中で、できるだけ未来に繋げられるような作品を残せたらと思っています。
だいぶ日が経ってしまいましたが、ゲームマーケットの2日目について、備忘録代わりに綴ってみたいと思います。
2日目は堀場工房も出展しました。
今回は初の2日開催ということで、いろいろわからないことも多く、リスクを避けるためにブースも試遊無しとしました。
再販がメインだったこともあり、これはこれで正解だったかなと思います。
会場に到着後、すぐに設営にかかりましたが、今回は前日に家でブース配置のシミュレーションを行っていたため比較的スムーズにいった……とは思いますが、それでも結局開場ギリギリまでかかってしまいました。
開場後、ありがたいことに堀場工房のブースにもちょっとだけ行列が出来ました。
とはいえ、春に比べるとそれほど多くはなかったので、わりとすぐに列は解消したように記憶しています。
その後も、1時間くらいはほとんど人が途切れることなく対応していましたが、全般的に前回に比べれるとかなり余裕があったと思います。
後日、主催からのアナウンスで2日目の入場者数は8500名と発表されましたが、単純にいって前回の6~7割ということになります。
そういう意味では、体感と実数はわりと合致していたように思います。
さて、そんなこんなでお昼過ぎにはかなりまったりモードになりまして、この感じも3回くらい前までのゲームマーケットと同じ印象でした。
以前は13時を過ぎると人も減り、そのままゆるゆると終わっていく感じだったのですが、今回はそれに近かったと思います。
ただ、ありがたいことに新刊の『ゲーマー妻のユーウツ』の持ち込み分はあらかた売れてしまい、再版の『みかんdeキャッと!』と『PACIFIC GO』も残り僅か。新作の500円ゲーム『ねどこをねらえ!』はそこそこ残りましたが、まぁこれは想定内といったところです。
というわけで、堀場工房としては概ね成功だったと思います。
また、今回はお隣が「ぐうのね」さんだったのですが、いろいろとお話しできたのが個人的には大収穫でした。
じつは『チューリップ・バブル』が欲しくて、でも一般参加者の方を優先すべきだし、早々に売り切れたら辛すぎる! と気が気ではありませんでした。
で、お隣で売れていくたびに、ちらちら眺めてはヒヤヒヤ……。
10時半か11時頃だったか、人が途切れた頃を見計らって「すみません……1個売っていただいてもいいですか」と恐る恐る声をかけたところ、快く応じていただけました。
いやっほう!
というわけでGetしたのですが、今考えたら、サインをもらっておけば良かった!!
でも、こういう時にサインをお願いするのって、どうなんだろう?
他の場合もそうなんですが、人にサインをお願いするのって、忙しくないだろうか、書くの嫌じゃないだろうか、とか色々考えてしまって、つい躊躇っちゃうんですよね。
ちなみに私はサインをお願いされるのはOKだし、めちゃくちゃ忙しい時でもなければ書くのも構わないのですが、そもそも求められていませんね、そうですね、すみません。
もう一つ、今回のゲームマーケットで印象深かったのは、なんといってもCygnusさんのブースで開催された「三人展」ですね。
自分のブースがあったので一瞬しか見に行けなかったのですが、3人の作家さんがそれぞれの腕を振るってダイスタワーにアートを施していて、いやあ眼福、眼福。
ノスゲムさん作はアンティーク調の落ち着いた雰囲気で、17~18世紀のアメリカか英国の家に置いてあったかも、というような、そんなダイスタワーでした。
久遠堂さん作のダイスタワーはそれとは真逆の「和」で、赤と黒を基調としつつ繊細且つ大胆に白鳥が描かれており、工芸品といっても遜色ない出来だったと思います。
最後の一つは、猫でした。
で、その猫を描いたのがたちばなだったわけですが、私がこっそりと三人展を見に行った時にCygnusさんが「作家さんのご主人がお見えになりました!」と大声でアナウンスされたのには閉口しました。
いや、私、関係ないですやん!
一瞬、周囲はどよめきましたが、そのどよめきがそのまま「???」となるのが痛いくらいわかりました。
そりゃそうですわ……。
まあ、そんなこんなで、今回のゲームマーケットもとても楽しかったです。
タイミングが合わず、ご挨拶できなかった方もいたのが心残りですが、お互い出展者だとそれも仕方のないことですね。
今年も残すところあと僅かとなりましたが、堀場工房は来年に向けてすでに制作を開始しております。
年齢的にも、体力的にも、あと何回ゲームマーケットに出展できるかわかりませんが、気力の続く限り頑張っていこうと思います。
今後も堀場工房をよろしくお願い致します。