忍者ブログ
自作アナログゲームの紹介ブログです。 新作紹介のほか、過去作のフォローも行なっていく予定です。 ツイッターのアカウントはこちらになります。 https://twitter.com/horiba_wataru よかったら、フォローをお願いします。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんにちは、堀場工房です。
 
先日紹介しました『Captain's Sea』ですが、やはり面白いわけです。
ただ、プレイする時に細かい部分のルールを参照するのがちょっと面倒だった
ので、勝手に早見表を作ってしまいました。
 
必要な方はダウンロードしてご利用ください。


ダウンロード
PR
こんにちは、堀場工房です。

こちらのブログではすっかりご無沙汰しております。
しかも久しぶりの更新が、自サークルの宣伝ではなくてまったく無関係のゲー
ムの紹介とは……。

いいんです!
それだけ面白いゲームなので!

今回ご紹介するのは『Captain's Sea』というゲームでして、一言でいうなら
「帆走軍艦の艦長になってタイマン勝負」をするゲームです。

ウォーゲーム経験者ならルールはさほど難しくないのですが、いかんせん、や
や説明不足な感があり、理解するまでが大変です。

その理由の一端が、一風変わった操船のプロット・システムにあります。
これもわかってしまえば理に適った良いメカニズムだと思うのですが、ルール
の記述だけだとちょっとわかりにくいわけです。

で、理解の一助となるように、マップに記載されているプロットの説明を日本
語にしてみました(和訳は小さなウォーゲーム屋さん貼付のものを使わせてい
ただいています)。

操船プロットチャート
リンク先からダウンロードできます。

前置きが長くなりましたが、このゲームで素晴らしいなと思ったのはまさにこ
の操船のためのプロット・システムに関する部分です。

ざっくり説明すると、まず1ターンが12インパルスに分割されています。
ただ、このすべてのインパルスでアクションが行われるわけではなく、お互い
の船の相対速度に応じて得られる活性化マーカーを、該当するマスに置きま
す。

そしてそのマスに到達したら活性化マーカーを手元に置き、操船に必要な分の
マーカーが揃ったら実際のアクション(前進とか回頭とか)を行うというわけ
です。


もう少し具体的に書くと、たとえばお互いの船がまったく同じ向きの場合、相
対速度は「0」です。帆船なので、同じ向きなら速度に差はない、というわけ
です。

また、片方が真後ろから風を受けていて、もう片方が斜め後ろから風を受けて
いる場合、それぞれの船速は2と4になります。
この基本船速に、それぞれの船のタイプに応じたボーナス移動力が加算されて
最終的な船速が決まります。

そしてこの最終船速=1ターンに得られる活性化マーカーの数となり、ターン
・トラックに記載されている各インパルスのマスにその活性化マーカーを置く
ことになります。
たとえばイニシアチブ側が追風(C)で、非イニシアチブ側が斜め後ろからの風(A)だとすると、基本船速はそれぞれ2と4になる。
さらにお互いのハル・タイプがアベレージで、船員の質による修正がない場合に、前者のダイス結果が「1」、後者が「3」だとするとボーナス移動力はそれぞれ1と2になり、最終的な船速は3と6になる。
そしてそれをターントラック上のインパルス欄に配置する(上の写真の状態)。

さらに操船するには、風向きに応じてできること・できないことがあります。
それが先に挙げたチャートに記載されていて、たとえば真後ろから風を受けて
いる場合、直進するためには活性化マーカーが2個必要です。
そしてインパルスが進行して活性化マーカーが2個得られたところでプロット
していたブロックを提示して、マップ上の船を1マス進めるわけです。

どうです、文字を読んでだけでは理解できないでしょう?

そうなんです、実際やってみればわかるんですが、とにかくルールの説明だけ
だとわかりづらいんです。

でまぁ、そうやって船を操り、敵船との距離を詰め、砲撃したり、時には接舷
して白兵戦を繰り広げたりするわけです。

いやぁ、漢のロマンですね。
いえ、女海賊とかいてもいいんですが(ジェンダーに配慮)。

そんなわけで、フリゲート艦の艦長になって砲撃したりアボルタージュしたい
方にはうってつけのゲームです。

今ならこちらで購入可能ですよ!
と思ったら、売り切れたみたいです。
でも、リクエストしたら再入荷してくれるかもしれません!
こんにちは、堀場工房です。


ゲームマーケット2020秋で頒布予定の新作『古代兵棋』のルールを公開します。

ダウンロード

このゲームは、将棋やチェスと同じく、交互手番によるアブストラクト・ゲームです。

自分の駒を相手側の一番奥のマスに入れるか、相手の指揮官駒を取り除けば勝ちです。

登場する駒は歩兵と騎兵の2種のみ。

移動の仕方と駒の取り方が少し違いますが、前にしか進めないという点は同じです。
したがって、千日手は発生せずに必ず終わります。

1ゲームは10分~15分くらいです。



ゲームマーケットでは写真にあるようなフィギュア付きで頒布しますが、手作業のため数が作れません。
そのため今回は10個前後の頒布になると思います。

ただ、ゲームマーケット後もBOOTHで通販対応する予定です。

また、フィギュアの代わりに木駒を使った普及版も準備中ですが、馬の駒だけ未だ空の上なので、ゲームマーケット間に間に合うかどうか微妙な状態です。
こちらは頒布可能になれば改めてご報告致します。

フィギュア版の頒布価格は5000円、普及版は1000円の予定です。
現在のところ『古代兵棋』のルール・エラッタはありません。
『古代兵棋』のルールの下書きです。
図版類はまだ入っていません。駒の動かし方などの図版を追加します。
ルールは変更になる可能性があります。

クリックすると拡大します。
 
プロフィール
HN:
堀場
性別:
男性
職業:
ミリタリーライター兼ゲームデザイナー兼シナリオライター 要するに色々やってます
趣味:
ボードゲーム
自己紹介:
目標は日本一の猫ゲームデザイナー。でも戦車のゲームとかも作ってるよ!
P R
忍者ブログ [PR]